空港周辺って、とても広い平らな場所が確保されているんですよね。秋の晴れ渡った空は、真夏のギラギラ感がなくて、どこか清々しさを感じます。何も建てられないから、きれいな草原が広がっていたり、農地だったりするんですよね。飛行機と言えばビジネスマンの出張の足、そして、旅へのアプローチ。様々な思いで、飛んで行ったり来たり。そんな思いを考えつつ、青い空と広がった緑の草原の中で、雄大さを感じるのもひとつの楽しみです。 ロケ地は旭川空港周辺。飛行機の窓から見る景色は、降りて来る時、北海道らしさを強く感じることが出来ます。ギリギリまで、降りてきた窓からは、農作業の様子までもが映り込むかもしれません。敷地内や農地には入ることは出来ませんが、その周辺に走る道路を行くことは出来ます。とても素敵なドライブとなる事でしょう。中央の過密した空港ともまた異なり、優雅に１機ずつ、離着陸をする場面を見ることが出来ます。また、この路は就実の丘にも通じています。つまり、見どころいっぱいなエリアとなります。風向きによって飛行機が離着陸する方向が変わりますが、草原側に向かって降りるときは、旭川の町並みが良く見えることでしょう。また、この草原からは空港の様子も良く見え、カゲロウと共に揺らめくランプ類の姿も美しいです。まだまだコオロギの鳴き声や、トンボたちのハーモニーが続きます。この季節の見納めに一度、訪問してみてはいかがでしょうか。