石狩川紀行
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神居古潭
第7回目は、納内からスタートして、旭川の入り口でもある神居古潭で神秘的な石狩川と周辺を見ました。先住民のアイヌがもたらした、地名などの痕跡は大きく、興味をそそるものでした。やがて旅は、旭西橋まで昇り、いよいよ旭川市内。ここは石狩川との関わりが深く、素通りは出来そうにないですね。しかも、石狩川が近くになりました。

地図 石狩川の中でも、アイヌ文化と深く関わりのある、神居古潭周辺では、やはり何か特別に神秘的なものを感じました。
この辺りの水深は深く70メートルとも言われています。昔、列車が走っていた頃には、事故で貨車が4両も落ちたとのことで、未だに川底に眠っています。白い吊り橋の神居大橋が国道と石狩川の対面を結んでいて、渡ると旧神居古潭駅舎を見ることが出来ます。吊り橋の下では、渦を巻いて流れるようすが見え、アイヌの言い伝えでは、魔神が宿るとも言われています。また、D51などの蒸気機関車も未だに展示されています。ここから旭川市内に昇っていきます。

神居古潭
野生生物も多く生息する神居古潭では、伝説がいっぱい隠されています。上昇気流を受けて、優雅に飛来するトンビの姿。
水鳥の休息所
遠くに下水処理場と江神橋を望む、函館本線脇を流れる石狩川。冬はマガモなどの多くの水鳥の休息地となります。

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