石狩川紀行

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旭橋
第8回目は、旭川市内の新橋と旭橋から始まります。旭川市のシンボルとして有名な、旭橋は旧陸軍の第7師団の戦車も渡っていた、とても丈夫でデザインも美しいものです。また、この辺りでは、上流から流れてくる、石狩川と牛朱別川しの合流点でもあります。今でも交わる川の色は違いますが昭和30年代では、パルプ工場の廃液が流れ、2色の川のイメージでした。

マップ その昔は、石狩川の旭橋下では、大量の鮭が遡上していました。その後、様々な理由からそれらも途絶えました。
旧 旭川市青少年科学館現在では、いくつかの団体や旭川市などが協力して、カムバックサーモン運動が行われていて、再遡上を目指しています。また、旭橋河畔には、常磐公園があり、その傍らに旧旭川市青少年科学館や中央図書館もあり、文化色も強いのがこのエリアとなります。橋の本数が多い旭川の市街地を抜けて、旅は比布町や愛別町にまで、足を伸ばします。長く歩いてきた、大河である石狩川も少しずつ川幅が細くなり、一歩ずつ源流に近づいていきます。生活の中に様々なエリアで関わって来た石狩川の存在は、とても大きなものが有ると言えます。

合流点
石狩川と牛朱別川の合流点。ここで一気に川幅が広くなっていきます。また、冬には旭川冬まつりの開催場所にもなります。
頭首工
水量を調整している、愛別町の石狩川愛別頭首工。ここにも自然はありました。ですがもう少し遡上する魚たちに優しくしたいですね。

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