石狩川紀行

 ■戻る

第4回目となる今回は、月形町周辺を歩きました。新篠津村と同じように、旧石狩川の痕跡が残るこのエリアには、多くの三日月湖があります。厳冬期のこの季節では、石狩川に氷が流れます。川幅も河川敷も広く、存在感の大きい石狩川ですが、冬期間に多く降り積もった雪が、訪れる者を拒否します。ゆったりとした流れは、冬開けを待ちなさい、とでも言っているようです。

マップ 雪が融けると、月形町では、お楽しみスポットが多く見られます。今回は、冬場の厳しい環境下での撮影。夏季にもう一度訪れてみたいと考えています。
旧石狩川の痕跡を埋め立てることなく、当時、蛇行していた河川の一部は、放流とは閉ざされ、三日月湖となります。皆楽公園では、そんな痕跡を利用して、冬場は、多くのワカサギ釣りで楽しまれています。氷に穴を空けて、そこから釣り糸を垂らします。夏季は、この周辺ではキャンプを楽しむ事ができますが、冬期間では閉鎖となっています。また、月形温泉もあるので、温まることも可能です。また、月形と言えば、刑務所があるのも有名で、歴史が古く、そのようすは月形樺戸博物館でも紹介されています。4月〜11月に無休でオープンしています。


上流を目指す
おだやかで、鏡のようにゆっくりと流れるエリアです。よく耳を澄ますと、とっぷん・とぷっんと流れる音が聞こえてきます。
シロサギ
皆楽公園の沼の一部が水面を出し、ワカサギでも追っているのか、シロサギが、ゆっくりと歩いていました。

BACK

HOME 石狩川紀行