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  見本林入口
■9月前半の見本林
9月前半の北海道は、まだ紅葉が進んでいません。そんな中、静寂した森では、静かに松の木から落葉が始まり、秋に向けての準備が進みます。春には賑やかだった、野鳥たちの合唱も、聴けなくなりました。森にじっと佇んで、耳を澄ませば、風の音や枝がそよぐ音が聴こえるかもしれませんね。紅葉が始まる前に、一度足を運んでおきたいものです。
立ち上がる木々 旭川は神楽にある外国樹種見本林。通称「見本林」の敷地は美瑛川沿いから、広大に広がった18ヘクタール。この中に、ストローブマツやヨーロッパカラマツなどが所せましと、上に伸びています。時折こぼれる太陽の光が、木の梢から差し込みます。真っ直ぐに伸びた遊歩道からは、見上げるような感覚の林の木が立ち並びます。また、特徴的なのは、さまざまなツタ類が高い木を登るかのように、木と共に真っ直ぐに上に向かって豊かに成長しています。
管理している職員たちがかけた、小鳥の巣箱。リスの餌場と、林の中は、生き物にとっても過ごしやすい場所となっています。
見本林の中にある、三浦綾子文学記念館に立ち寄って、文学を楽しむのも良しです。きっと、時間を忘れてしまうほどゆったりとした時間が流れていくことでしょう。暖かな室内の文学館の窓からも、ゆっくりと林を観察することが出来ます。
三浦綾子記念文学館のホームページへ
     
キノコ   ベンチ
緑いっぱいで、癒されます。

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