川村カ子トアイヌ記念館 開館100周年記念事業「Pirka Ureska」
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焚火
2016年8月6日に、旭川の川村カ子トアイヌ記念館にて、記念事業の一環で記念式典が開催されました。朝から夕方まで、スケジュールがびっしり詰まった式典で、儀式から始まり、歌に踊り、そして講演会とDVD上映など、暑い日にも関わらず大変盛り上がりました。記念事業は、まだまだ続いていきますが、盛大なものはこの日が一番だったかもしれません。

カムイノミと呼ばれる神への祈り。とても伝統的で静寂したものがありました。この場面は、アイヌの方に加えて一般の方も交え、お祈りの儀式を行いました。チセの中で儀式は行われましたが、参加者はほとんど入れないということで、記念館の中にライブカメラによるライブ上映で、儀式を見守りました。焚火のくゆる中、神聖なる雰囲気が儀式を盛り上げました。また、チセの外で行われたイアレと呼ばれる先祖供養も、独自の文化で、先祖さまと食事を交わしながら供養するということから、供養する人は食べ物を食べながら供えて行きます。そのまま続いて、ウポポと呼ばれる舞踊を披露していきますが、晴天の中、明るい雰囲気で踊りが披露されました。また、川村家の事を題材にして作られた歌を、旭川大学の生徒さんなどが混成し、会場では感極まった場面もありました。とても充実した1日になりました。 儀式

ウポポ
ウポポの披露
合唱混成合唱団で大盛りあがり

制    作
川村カ子トアイヌ記念館 開館100周年記念事業「Pirka Ureska」実行委員会

川村カ子トアイヌ記念館:ホームページ

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