北海道で一番長い距離を流れる石狩川。冷え込んだ日には樹氷が幻想的に登場します。
制作は2010年1月ですが動画は2016年12月にリメークしました。

氷点下が下がっていくと、空気中の水蒸気が樹木などに樹氷となってくっついていきます。北国ならではの光景で、今回紹介するのは北海道を縦断する石狩川河畔周辺の情景をお届けしています。
よく観察していると、石狩川に流れる氷のかたまり。ところどころ水面を氷が覆っている場所などを見ることができます。また、川霧も発生します。

屈折した石狩川沿いには、旭川と札幌を結ぶレール、函館本線が走ります。悠々と流れる石狩川の流れはやがて石狩湾へと注ぎます。伊納駅近くの河畔では、このような情景が見られ、夏場は旭川サイクリングロードも並行しているので多くの利用客が訪れます。
しかし冬の間は静寂といった言葉がふさわしく、水鳥たちの憩いの場ともなっています。冷たい水にも関らず、水鳥たちは潜水を繰り返しています。川から登る霧がその寒さをものがたり広い川幅でゆったり流れるようすはまるで水墨画です。


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