写真展
雪あかりの動物園 編集長 藤永 潤私、ベアーズマガジンで、制作をしている、映像作家(編集長)の藤永です。日々の撮影の中から、ロケ現場などの空気を知って頂こうと、Web上ではありますが、写真展を企画してみました。紹介する写真は、全体からすると、ほんの僅かなものです。ですが、日々撮影の中から、特別な物ではなく、誰でもが出会うであろう、物、事柄、人、風景などから映像を作るというのが、私のモットーです。待ち構え、長期に滞在して撮るのではなく、その場、その場の出会いを大切に、あなたにも見て欲しいという考えから生まれた、ドキュメンタリーを写真として展示してみました。ごゆるりとご観覧頂ければ幸いです。
立ち寄ったラーメン屋
年間を通して、多分数回しかラーメンを食べないのですが、「石狩川紀行」の撮影の際に立ち寄ったラーメン屋さんの店内。「おー懐かしいな」と思い、写真を撮りました。看板よく集めたなぁーという感じです。
基本的に食レポもしませんがね。普段は、食堂など立ち寄ることは滅多にないですね。時間に追われているので、コンビニで何かを買って、移動中に食べます。

藻の小僧たち
以前、「きのこの話」という番組があって、その際に、佐藤会長と訪れた、深い森の中で見つけた情景。一旦、通り過ぎたのですが、車を止めてもらって、バックしてここに来ました。なんと川の中なのですが、石に藻が付着していて、坊主のようになっていたので、とても面白く、二人でしばらく、眺めていました。
立派なフキ
藻の坊主の続きです。
ここには、立派なフキがいっぱいありましたし、人があまり来ない場所なので、資源が豊富です。でも、それもヘンな話ですね。人が多いと、資源が不足する?まぁ、つまりのところ熊とかもいるわけです。どこまでも続く、フキの群生たちでした。
オーマイガー
またまた続きです。
オーマイガー!! 足元に落ちていたのは、散弾銃の弾の薬莢(やっきょう)でした。やはり、「この辺りには熊が潜んでいるんだ!」と感じました。でも、佐藤会長は、熊の事を熟知していて、怖がらないですね。どんな風に、行動すれば彼らと出会い頭になることは無いと知っているのです。逆、なかなか会えなくて悲しいいと言ってました。
浜辺のムラサキの花
増毛のロケに行ったとき、出会った砂浜と石の間を、這うように育ち、咲く花。力強いなぁ~と感じながら、見つめていました。何という名前かは知りませんが、誰も見向きもしていませんが、地元の人にとっては、普段から当たり前にある花なんでしょうかね。すごい数と面積を占めていました。素敵でしたよ。
旧西武デパート前
何気に通りかかった、今は無き、西武デパート前。何かこのモニュメントが特徴的でしたね。いろんなイベントが開催されていました。神輿(みこし)の会の撮影でも、この場所は印象的で、記憶に残っています。どんどん変わっていく町という感じですね。それぞれの方々が、いろんな思いで、ここを通過していたんでしょうね。
ボーダー
夜の横断歩道です。妙に渡る前に、このボーダーラインが気になってしまい、撮影しました。良く見ると道路って、かなり湾曲しているんですよね。そうして、この白線の上は、雨が降ると、タイヤがスリップします。でも、歩行者にとっては、とても大事な場所なんです。それを全く無視して、横断禁止の場所を、平気で渡っている人を見ると、危ないなぁ~と感じます。
自衛隊さんたち
いつも取材でお世話になっている自衛隊さんたち。この日の取材は、何だった忘れましたが、2階から見下ろすと、何か海外の部隊みたいに見えてしまって、パシャリと撮りましたね。いろんな場面に連れて行ってくれます。これはさすがに、一般の方々にはお目にかかれない場面が多いですね。
水飲み場
旭川の7条緑道を撮影中に出会った、水飲み場。カラスなども飛来してくるようですね。誰がデザインしたんでしょうね。オシャレでいいかもって思いました。しかも手すりまで付いているのでバリアフリーなんでしょうか。こういう情景も、通行される方はスルーしていますかね。良い所ですよ、7条緑道。
ゴツイ石
旭川の神居にある公園を囲む石ですが、最近では、危険回避のために、何でも角を丸く、突起が無いように、ガサガサが無いようにと、加工しますが、こういったワイルドな接地と配置は好きですね。もっと、たくましく子供達には育って欲しいと思いますよ。この荒さを知ってもらった方が良いですよね。
初詣
失敬!!プライベートで初詣に行ったときに、撮った写真ですね。何か文化と温かみを感じる情景でした。狛犬も、寒いんだろうなとと感じつつ、1年の行方を占い付きお守りで、チェックしたりしました。日本人だなって感じられる瞬間ですね。
函館本線
大事な基幹、函館本線。札幌~旭川を結びます。黄昏時は、架線と夕焼けが、良く似合います。ここを通過すると、旭川に着いたなぁ~とかこれから札幌出張だと思うんでょうね。町の中の風景には欠かせない場所だと思っています。
航空隊
自衛隊さんの取材時に、いろいろと説明をしてくれた、担当官さん。帽子のひもが、航空隊っぽいですね。何度も、ヘリ搭乗にお邪魔しています。古い年式ですが、きちっと整備をされていて、とても信頼感を覚えます。
美瑛の丘
いろんな季節に、いろんな情景が楽しめる、美瑛の丘。この日は、雪が降り始めの頃だったと思います。そんなに有名なロケーションではないのですが、私にはとても奇麗に見えて撮影を行いました。
風スケッチ
風スケッチの記念すべき、第1回目の時の、小川さんと行った冬の十勝岳周辺の情景ですね。とてもきれいで、小川さんが、「絵に描くのが間違ってる」という名言を吐いた時でしたね。以前も、何度か訪れていますが、この時ばかりの感動は、曇天模様だったのにも関わらず、二人して、晴れてくれないかなぁ~という苦いが叶った瞬間でした。
台湾から
タクシーの旅番組で、台湾からの有名フォトグラファーと、同行したときのものですね。ブライダルフォトを撮影するために、旭岳に登りますが、その前に屋内での撮影を行いました。フォトグラファーは、台湾では5本の指に入ると言われている陳(ちん)さんです。助手の方も、一緒にたくさんの写真を撮っていました。
雪だるま
某観光地で発見した、誰かが作った、小さな雪だるまくん。作るときは、嬉しくて楽しかったんでしょうね。その楽しさが伝わってくるような、置き土産でした。ほとんどの人は、雪で丸めて、雪だるまの形を形成する所までで、終わると思いますが、この雪だるまは、枝の腕や、目までも付いていて、絵になりました。
地下歩道が浸水
もう無くなった地下道なのですが、この時は、結構雨が降っていて、尚且つ、この地下道を通って渡らなければという瞬間でした。地下道に降りたら、水浸し。ズボンをめくって渡りましたが、奥に行くに従ったて深くて、結局、靴から下はベシャベシャになりました。
青い池
これは冬の青い池の一部で、水面が見えている個所ですね。冬は、ほとんど雪と氷に閉ざされているのですが、貴重なショットかもしれませんね。たまたま風スケッチのロケ時に見つけました。きれいですね。少し青くなっている部分が。
壁画制作
アイヌの番組制作で、ボランティアさんたちが、旭川川村カ子ト記念館の外壁に、絵本作家の、あべ弘士さんの指導の元、壁画を描いている所です。下絵をあべさんが描き、その中をペンキで塗っています。
夜行列車
ロケで遅い時間の帰宅に出くわした、ローカル列車の様子ですね。澄み切った冬の空に、夜行列車が、猫バスのように映えました。ビューンと、走り去っていき、いろいろな思いで列車に乗っている人たちの姿があるのだろうなと、互いに、お疲れさんと声を上げました。
春先の雪捨て場
春を迎えても、雪捨て場の、膨大な量の雪は、そう簡単には消えることはありません。初夏まで残ります。こういった大量の雪があるお陰で、北海道は水不足に悩まされることなく、安定した水源を確保できてるんだなと、感心します。
凍る屋根
立ち寄ったコンビニで、買物を済ませて、車に戻ると、既に車の屋根にあった水滴が、凍っていました。凄いですよね、北海道の冬は、あなどれないです。でも、この凍った水滴がきれいで、撮影してしまいました。
ペンションからの眺め
撮影のため立ち寄った、ペンションの窓からの眺め。見える景色は、美瑛の畑のようすです。ここに泊まった朝には、この景色でしょうかね。素敵です。北海道らしい木の生え方と起伏のある丘が特徴的ですね。
イオン
旭川西イオンの店内。こういったディスプレイされた、町空間を眺めるのも好きですね。人々の躍動を感じることが出来ます。原色にパステルカラー。様々な光がライトアップされ、しかも吹き抜けの空間が、立体感を出しています。これって飽きさせない工夫なんでしょうね。
旭川市民文化会館
旭川市民文化会館大ホールで、自衛隊さんの演奏会を前に、カメラの設定をしている最中の写真です。観客がまだ入っていないと、独特なフラットな広さが、凄い広さを感じます。微かに聴こえる、本番前の楽器の音が、これから始まる演奏会の序章にも聴こえます。
消火栓
ひょこっと顔を出した消火栓。いざという時に、絶対に必要になる消火栓は、こうしして、誰かがきれいに雪を除いて、すぐに使えるようにしているんですね。それにしても、上横にある小さなパイプが、どうも踊っているように見えるのですが、それは私だけですかね
空気抜き
就実の丘周辺にある、この情景には、地中からの空気を抜くためのパイプが、にょっきりと出ています。何度も、ここには訪れていますが、好きな情景の一つ。就実の丘は、ルート的にもっと手前ですが、移動途中の情景の一つなんです。
情熱の葉っぱ
旭川緑の相談所に咲いていた、情熱的な植物の葉っぱ。ここも良く訪れますね。温室があって、熱帯地方の植物を見ることが出来ます。食虫植物なども見られて、ちょっと楽しいかな。冬には寂しくなりますが、夏場は、何度訪れても、楽しめますね。
富沢の林道
真っ白な雪景色になった、富沢の林道。身近で、いっぱい自然が溢れているエリアです。四季を通じて、動植物がいっぱい。今時、珍しい土の道です。バイクも良く走っていますね。真っ白なこの状況下でも、野鳥などが多く生活をしています。

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